WordPress、Stripe、Alipayの組み合わせで、決済を導入する方法を述べます。
2つに分けて説明します。
- Alipay決済用のQRコードを表示させる
- AlipayアプリでQRコードを実際にスキャンして支払いを行う
今回は「2.」の説明になります。
Alipay(支付宝)携帯アプリ
これがAlipayアプリになります。セットアップに必要なものは、
- パスポート
- 中国で使える携帯番号
- 中国の銀行の口座
自作決済画面からAlipay支払いをやります
前回作成した決済画面から、自分のAlipayアカウントで支払いをします。
Sorry,this service is only available for Chinese Mainland ID holders.(ALI40436) |
先に生成したQRコードは、中国人しか支払うことはできない、ということらしいです。
つまり以下のどちらかになります。
- 生成したQRコードが、中国人しか受け入れない
- Alipayアプリの自国設定が中国でないと、どんなQRコードでもスキャンできない
どちらが原因なのかは調査中です。
中国人に自作決済画面を試してもらう
合陈クンとします。
まだ何か変なエラーがでます。ブラウザ変えてください、と言う内容です。Wechatの画面から直接決済ページにアクセスしたからかでしょう。
仕切り直してブラウザからアクセスし直してもらう。無事に支払いできました。
最初にスキャンできなかった要因は、Alipayアプリの自国設定(2.の事)な疑いが強いです。
払い戻し発生
もうテスト終わったから支払いキャンセル、合陈クンがこちらの想定外の操作をします。
支払いキャンセルも考慮に入れてQRコードスキャン処理を実装しないといけません。
【追記】
Stripeを経由したAlipay決済に、支払いキャンセルはありません。今回キャンセルされたのは決済フローを正しく実装していなかったためです。
次回正します。
Stripeダッシュボードで確認
確かに支払いキャンセルになってます。つまり、このままいくと
- 合陈クンはお金を払って有料会員になる
- 当方の処理で(というかStripe)は合陈クンを有料会員に設定する
- 合陈クンが支払いをキャンセルする
- 合陈クンは有料会員のまま(有料会員のタダ乗り発生!)
という事態が発生します。
合陈クンが支払いをキャンセルしたら、有料会員の取り消しをやらないといけない。という考慮が必要です。
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