中国でそのようなことをやろうとすると、電子決済が必要になってきます。分かっている課題を共有します。
中国の事情
これまで上海を歩いてみて、以下の事が見えてきました。
- ほとんどの人がスマートホンを持っている
- 銀行と携帯ショップが多い(50M間隔くらいである)
- スマートホンで動画を見る、送信する、くらいの余裕はある(ただし、ネット回線は遅い)
- モールに入っているテナントはほぼ全て電子決済を導入している
- クレジットカードは持っていないがデビットカードは持っている
- (銀行のキャッシュカードにデビットカードの機能が付いている)
- カード決済をしている人を見たことが無い
こんな感じで日本と同じくらいスマートホンが生活に浸透しています。
決済アプリ紹介
支付宝(Alipay)
アリペイと言います。中国人のほとんどが使用しています。僕たち日本人も使うことはできますが、中国人と同じ環境を整備しないといけないです。
- 中国で恒久的に使える携帯番号の取得
- 中国の銀行口座の取得
どちらも、中国に来てパスポートがあれば取得可能です。
微信(WeChat)
おなじみWeChatです。このアプリにはウォレット機能が付いています。WeChatはLINEの中国版です。WeChat自体は日本でもインストールすることはできます。
日本でインストールしたWeChatはウォレット機能が付いていないので、中国の携帯電話でインストールする必要があります。
WeChatPayの設定。2019春最新情報
WeChatアプリでお金を支払う事ができるWeChatPay機能。WeChatをインストールしただけでは有効になっていないです。WeChatPay機能を有効にする方法を図付きで詳しく解説します。
アプリのイメージ
大雑把にいうとこんな感じです。
- アプリ提供会社に銀行キャッシュカード(デビットカード)を登録する
- 決済アプリに暗証番号を設定して使う時に認証する
- アプリ提供会社は携帯番号と暗証番号で個人を認証する
これは電子決済を使う(支払う)側の流れです。
電子決済でお金を受け取る側になる
これをクリアしないと大勢からお金を得ることはできないです。仮に僕がお金を受け取ることができるようになったとすると、以下の流れでお金を得ます。
- ホームページを立ち上げる
- ホームページで物を売る
- 支払いで支付宝や微信を使う(ほとんどの中国人が僕のホームページで物を買えるようになる)
クレジットカード決済であれば既存の方法で実装できます。しかし、多くの中国人はクレジットカードを持っていないため、実装してもお金は払えません。
支付宝で支払いを受ける側になろうとしてみた
アプリ提供元への身分証明が必要になります。身元証明のためにこれだけの情報があるようです。いくつかは入力してみましたが、営業許可とか、企業の証明とか、個人では入手不可能なものもあります。
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